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ORTIGIA  51  シエスタ 


オル ドア1
オル ドア2

siesta/









女神












Date: 2019.06.02 Category: SICILY  ORTIGIA マルコと唄う「Darling」 Comments (0) Trackbacks (0)

ORTIGIA  50  広場のトランペット


オル 6/26 屋根
黄色い屋根/




オル 6/25 夜の広場トランペット
Waterford /F4/



トランペットの音が響く夜のドゥオモ広場。
ライトアップされた広場は、昼間とは一変したムードのさざめきに満ちている。気温が上昇する午後は、人々は外にほとんど出てこない。
六時頃からはイタリア人が楽しみにしている時間だ。シャワーを浴びて、お洒落な格好に着替え、通りに繰り出す。
食事を前後に挟んで、多くの人で賑わう広場などを目指して散歩が始まる。






オル 6/25 トランペット吹き



ディジャコモ・コレード氏。
ちょっと休憩して、また演り出した。



キャンドル






オル 6/25 夜の道



静かな通りに座って描いていると、リストランテのおじさんが親切に椅子を持ってきた。
断ると、ちょいと来いと言う。
引っ張られて明るい店内に入ると、ディナーで満員の部屋の真ん中に私用のテーブルを作ったから、店内を描いてくれと言う。
淡いピンクのテーブル・クロスに椅子一脚。
(おいおいそんなことできるかよ)
適当に振り払って逃げる。こちらはマオリッツオの店に行く以外は薄汚れたTシャツである。
狭い石畳の道では、十時頃でも家族でスローな夜を楽しんでいる。
大人っぽく見えるが、中学生くらいの少年、少女たちも少しセクシーな格好をしてグループで歩いている。
そうして自分をアピールして、大人の女性になっていくのである。









Date: 2019.06.01 Category: SICILY  ORTIGIA マルコと唄う「Darling」 Comments (0) Trackbacks (0)

ORTIGIA  49  マリオ・ピザ  



オル 6/24 緑の門
緑の門/






オル 6/25 マリオピザの前の婦人
マリオで待つマダム/


昼飯作りをサボるため、『Pizzera da MARIO』へ。
オルティージャで初めて行くチェーン店である。



オル 6/25 マリオピザ



開店の正午まで三十分あり、海辺に集う美女らを眺めて過ごす。
往来では日焼けした帽子売りがリヤカーを押して通り過ぎる。
トマトソースなどは缶詰を温めた出来合いもので、ヴオーノ、とはいかないが、とりあえず窯で焼いている。ピザとチーズとほうれん草のパニーニ(塩辛い)を買って、
トマトとピクルス、桃をたべる。
疲れた時、短いキュウリの詰まったピクルス瓶は大活躍。








オル 6/25 マリオピザ婦人2






オル 6/25 海辺の女ドレス









Date: 2019.06.01 Category: SICILY  ORTIGIA マルコと唄う「Darling」 Comments (0) Trackbacks (0)

ORTIGIA  48  アパートメントの失敗 


オル 6/24 とびら
エントランスホール/



朝、熱。ニンニクとアサリ、トマトのボンゴレ、市場のチェリー。
部屋を掃いたあと、家の前(共同中庭)を箒で掃除する。朝市に仕事に行っているマルコの部屋の前もざっときれいにする。エントランスも埃っぽいが、そこまでしていいのか不明なので廊下までにする。


“Beeeeeeeー” とベル音。イタリアは水道水が飲めないので、一軒家は裏庭に貯水タンクを用意していたりするが、アパート上階の家は、アクア屋さんがボトル入り飲料水をいくつもパックに詰めて部屋へ届けている様子。

出入りする度にガッチャン、バシン(鍵が自動で閉まる音)、と重厚な扉の音が天井にこだます。




オル 6/24 女
女/






オル 6/24 部屋
ルームライト/







オル 6/25 猫



アパートの前に猫が居る。
日本から持ってきた小魚アーモンドのパックを持って行き、魚をやるも、いつも新鮮な魚を食べているためか全然食べてくれない。
そうしていると、通りの向こうのおじさんが怒鳴ってきて、ビックリする。(すべてイタリア語であるが、訳すと)
「おい、君はここのアパートメントに住んでいる住人だろう。だよな。今後ろのドアを開けっ放しなのがわかるか。そうだ。ここには色んな人が住んでるんだ。ベイビーも居る。君がちょっと開けっ放しにしてる間に誰かが入っちまったらどうするんだよ」
おじさんが言い終わる前に飛んで閉める。
青くなったまま振り返ると、おじさんはウインクして「それでいい」と合図した。

これは私が、日本の所謂「ムラ社会」のままの気分でいたことによる失敗である。
その後気をつけて見ていると、オルティージャの人は一寸家の前に出るだけでも、必ず鍵をかける。鍵だけでなく、例えばスーパーでも小さい子供を置いて場を離れるということもしない。各人が自分の安全を守るために相当エネルギーを投入している。


オル 6/24 キャンディー



色々時代が変わってきたが、それでも日本は、先進国のなかで、犯罪の少ない国である。この理由の一つは、お互いのつながりによる一種の「監視力」が強く、近代化しても「ムラ社会」の要素を残しているため、犯罪を未然に防ぐことができてきた、という点があるだろう。
私の田舎では、家の中で変わったことがあるとどういう訳か直ぐにご近所に知れ渡るし、車の来ない赤信号であっても、青になるまでほとんどの人が待っている。今までは、地域社会のつながりによって(わずらわしい面が多分にあっても)各人が守られてきた。
早くに近代化を果たしたヨーロッパでは「個人主義」「個人の責任」、自他(私は私、他人は他人である)ということがはっきりしている。
個人主義はどうかすると孤独になることを彼らは長い歴史の中でよく知っているので、人間関係ではお互い愛想良く声を掛け合う。ジョークも多く、気軽に関係を持とうとするし、いやな時にはきっぱり断ることも出来る。
境界線が明確で、関係を持つことが、個人の自由を抑えたり、妨げたりすることには繋がらないのである。

日本では、境界線の曖昧な、どこに責任があるのかはっきりしない、今までのベタベタとした人間関係が嫌になって、だんだんと欧米の個人主義を取り入れるようになってきた。しかし、欧米のようなコミュニケーションは本当には誰もが確立していないし、個人が自己防衛をする意識も弱い。

ドアの話から飛んだが、先日の凄惨な事件があって、テクノロジーの力に頼った、「興奮している人を見分ける監視システム」というのもどうかなあと思う。さりとて、地域社会の人同士のつながりは昔よりも希薄なのだから、人間関係のあり方をもっと考える必要があると思った。





Date: 2019.05.30 Category: SICILY  ORTIGIA マルコと唄う「Darling」 Comments (0) Trackbacks (0)

ORTIGIA  47 マルコとの出会い


オル 4/2 関空離陸前






オル 6/17 海




離陸。

マルコと初めて会ったのは、遡ること二年前ーーーー。






オル 6/24 香水瓶









オル 6/24 ツバメと家
ツバメと海沿いの家/



ホテルを後にして、炎天下の石畳を歩き、民泊の宿へたどり着く。
アレキサンドラが迎えてくれる。





オル 6/24 ウェルカム・ジュース
ウェルカムジュース/






オル 6/24 お菓子



重い扉を開けると、中は吹き抜けのあるアパートメントで、その一階の一角が民泊用に貸し出されている部屋になっている。
ここは元々アレキサンドラのお兄さんが住んでいた所で、彼がアフリカへ行って帰ってこない間(それはかなり長い旅らしい)、ツーリストに提供しているというわけだ。
ワインと冷蔵庫にシチリアの菓子カンノーロが用意されている。
ひんやりした石床を歩くと、ソファーのある客間、ダイニングキッチン、ベッドルームが二つ、トイレと狭いシャワールーム、共同の中庭と広く、なんといっても嬉しい洗濯機が付いている。









オル 6/24 ベッド
寝ている人/






オル 6/24
中庭/



(手で洗濯しなくて良いというのは、なんとありがたいことだろう 洗濯機とはすごい)

洗濯機に感動しながら中庭で干していると、向かいからひょっとマルコが出てきた。いつも魚屋で描いていた彼その人だった。
広いオルティージャ島で、(それは何千と窓があるだろう)偶然に、マルコと同じアパートメント、しかも隣同士になったのだ。
天然にカールして揺れている、太い眉に掛った栗色の毛。エミリー・ブロンテの描いたヒースクリフといった迫力。彼は私を覚えていて、描いている手まねをした。











Date: 2019.05.27 Category: SICILY  ORTIGIA マルコと唄う「Darling」 Comments (0) Trackbacks (0)
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