憲法から表現の自由を問う 


『米軍支援 地球規模に』2015 4月28日の朝日新聞見出し

『自ら歯止めなくし』『不安が募る際限なき軍事協力』 4月29日の神戸新聞社説見出し


今までの安保条約を越え、より従属的な態度で、アメリカと他国の軍事に参加するという合意がなされました。

まだ憲法解釈について、「よく議論されていない」と感じている人が世論調査で半数以上
集団的自衛権も反対が多い状態の中で、
国民に説明するより先に、国会も通さず、合意してしまった、前代未聞のことです。

これで、将来的に死者も米軍だけでなく、自衛隊の側にも出るであろうことは明白です。 今問題なのは、その是非を

国民によく問わぬまま押し進められているということと、そのリスクを新聞などのメディアが

伝えていないために、必要な議論がなされていないことだと思います。


アネモネ 2/5
アネモネ/アルシュ



安倍さんが一生懸命になっておられる憲法改正ですが、この方がどんな憲法にかえようとしておられるのか

私が非常に危惧している箇所を書いてみたいと思います。




〜安倍さんの作っておられる憲法草案〜(第一次と二次自民党憲法草案より ★印は、私的感想と疑問点)




現在 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

→第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障する。
  2 前項の規定にかかわらず、公益および公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社することは、認められない。
 

(★「表現の自由」に国から注文が付きます。個人の自由および権利が「公益および公の秩序」の範囲内でしか認められなくなる、ということです。
例えば、原発のデモや、時の政権に思わしくない、あらゆる表現は取り締まりの対象になるおそれがあります。
最近実際に起こった例では、中国で女性活動家5人が「国際女性デー」に合わせてセクハラ防止を訴えようとしただけで、拘束される、というニュースがありました。穏健な活動を取り締まるのに使われたのが「公の秩序」です。ある意味、政権が、これは「公の秩序」と言えば、放送でも芸術表現でも、なんでもタブーになってしまいます。将来、もの言えぬ社会になるのは、何としても避けたい所です。

表現の自由とは、人権に関わることで一番ランクが高いとも言われていますなぜなら、自由な言論があって、民主主義がはじめて成り立つからです。人権の高いランクにある条項を、落としてしまうと、民主主義が後退するのではないか。

『ヘイトスピーチの法的規制に関して「表現の自由」を理由に反対する人がいるが、形式で物事を考える思考の典型だと思う。メルケル独首相が述べられていたように、他の人間の尊厳を蹂躙するような「自由」を認める考え方は、民主主義国にはない。 山崎 雅弘氏/ツイッターより』
に、私も共感します。私は、ヘイトスピーチに関しては、一貫して反対の立場から、この記事を書いています。






現在 第十八条 何人もいかなる奴隷的拘束も受けない。

→第十八条 何人も、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。

(★「奴隷的拘束も受けない」をカット。 従来、政府は、徴兵制が憲法違反とされる理由を、「十三条と十八条にある」という言い方をしてきました。「意に反する苦役に服させられない」という十八条が、軍事的利益で制限されてもやむなし、という解釈から、ここで少なくとも 徴兵制が違憲ではなくなります。自衛隊の充足率は70%台といわれています。集団的自衛権では、かなり自衛隊にとって心身の負担が重くなり、死傷者も出るだろうと思います。又、少子化で入る方が減った場合、アメリカに要請されて「人数が足りません」と断ることはできません。)




現在 第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を負ふ。

→第百二条 全て国民は、この憲法を尊重しなければならない
  2 国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負ふ。


(★憲法は国民の側から権力を縛るためにあり、権利を守るためにあることを『近代立憲主義』といいますが、それを守る側に「国民」を入れてきています。これは立憲主義の否定です。
憲法では、国民に色々な権利を広く与えています。民の側から、国会議員、裁判官、公務員、天皇、このルールを守ってね、という縛りやルールを課しているのが憲法の立憲主義です。 国から国民にルールを課しているのが民法、刑法です。

自民党憲法草案では守る側に「国民」が明記され、戦後の憲法のあり方を根底から否定。憲法を国民を縛るものと勘違いしている安倍さんは、国会で憲法を私物化する発言をしています。内閣というのは、日本の場合、首相が数年ごとに交代していますが、この発言を許してしまうと、憲法の意味自体がないも同然になってしまいます。

憲法を守る「天皇」の部分をカットしています。そして、国民に対しての義務が一気に10項以上増えています。第二十四条に「家族助け合いの義務」第三条に「国旗と国歌尊重の義務」など。愛国心の義務化です。 
愛国心とは、自発的に故郷を愛する気持ち。義務で押しつけられるものではないと思います。しかも、権力を縛っておくためにある、憲法に書く、という行為が、本来の意味とずれてしまっているので、ここでも立憲主義を無視。

現行憲法の前文にある平和的生存権(戦争だけでなく、生活を脅かす脅威から免れて穏やかに暮らす権利)の部分は削除されています。
代わりに、人権を尊重するのが国(権力側)である現憲法から、
又守る側に「国民」を入れてきています
日本国民は、国と郷土を誇りを持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。
↑法が道徳にまで介入。
平和的生存権はカットしながら、平和憲法9条↓から軍事拡大へ進んでいます。)





現在 第九条
 2  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。

《大きな視点で見ると、国連憲章(国際法)にも9条の精神は規定されており、まったく武力行使は出来ない、非現実的という
面でしか見られないことは不幸なことです。日本の現憲法下では、侵略された場合の武力での反撃=個別的自衛権は認められています。竹島や尖閣諸島の問題は、個別的自衛権で考える話です。防衛政策の問題です。》


→第九条
 2  前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。
 3  国防軍
(★この改憲では二つの狙いがあります。
一つは、集団的自衛権、これは自分の国が攻撃されているのではなくても、アメリカの戦争には期限も地域も制約なく、どこまでもつき合うよ、という意味です。イラク戦争のような、私には大義のよくわからない、非武装の一般の子どもや市民が6万人以上も殺された
そんな戦争に、この時9条2項が改憲されていたら、日本も参加していたであろうと思われます。
《「アメリカに守ってもらうお返しに集団的自衛権を持たなければ」という声を聞きますが、毎年日本が「おもいやり予算」と称して、税金の中から、米軍へ払っている額は、去年だけで6739億円に達します。米軍・家族に一人あたり1240万円。
これは、スペイン、イタリア、韓国、ドイツ、英国の中でずば抜けて高い額です。
集団的自衛権を持てば、専守防衛以上の軍備が必要になり、更に日本の負担が増えることになります。》


国防軍を明記。国防だけが目的ではない、現憲法でも可能な、専守防衛の姿勢が大きく転換されます。
→2 国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
↑国会以外の統制でもOKになってしまいます。(米軍の統制でも可能・アメリカ追従を露骨に明記)
→3 (前略)公の秩序を維持し、
軍隊が、武器を持って、デモ隊鎮圧に出動することが可能になります。

5兆円近い防衛費は、今後どこまでも上がるおそれがあります。国の借金が1024兆円。子育て支援は3000億円の不足。福祉などの現場からカットするほど厳しい財源の中で、、、それは私たちの税金から賄われます。



もう一つは、徴兵制を含めた国防義務を国民に課すことができるようにするための狙いです。今まで憲法九条があることで、地域住民は有事訓練を強制させられることはありませんでした。しかし、先の条文に「公益および公の秩序」という文言が入ってくることで、公益=国益となり、個人の権利より国益が優先され、有事訓練を強制されざるえなくなってきます。
 戦時中、「防空法」というものがありました。“防空法制”によって、国民は避難は禁止され「御国のために命を捨てて消火せよ」と強制されていました(8条ノ3、8条ノ5)。消火より逃げることを優先すると、「非国民」と呼ばれ、高額な罰金が課せられました。(最大で懲役6ヶ月または罰金500円が課せられた。この罰金は、当時の教員の給与9ヶ月分の金額 )消火活動のために、疎開は禁止されました。
徹底した情報統制と安全神話で、空襲は怖くないと宣伝されていたため、多くの国民は実際には消すことが不可能な焼夷弾を消すため、自宅の下に穴を掘り待機。結果、圧死、焼死、窒息死。「防空法」は確実に空襲の死者を増やしました。 国内の空襲で亡くなった方は60万人といわれています。




又今の9条の先にあるのが、非核三原則と武器輸出禁止などの国際社会を巻き込んでやっていこうとする、平和的施策の流れですが、軍事拡大することで、この流れが逆行するであろうことも、想像できるであろうと思います。既に安倍さんは、武器輸出三原則を大幅に緩和しています。





現在 第九十六条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会がこれを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。

→第百条 この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を得なければならない。

(★96条の改憲のハードルを低くしたことで、これから憲法が政権交代のたびにころころとかえ易くなります。例えば国民投票率が40%だった場合、半分ですから、国民の全体のたった2割の意見の方向で憲法が変わってしまう、大変な事態になります。権力を縛っておくためにある、憲法の硬度が失われます。独裁国家が過去、どんな道を歩んだか、ドイツの歴史を見ると明らかです。自民党は、「日本の憲法は世界から見ても改正しにくい」との会見ですが、実際は、圧倒的多数の国では日本より厳格な手続きです。例えばドイツは、戦後59回もの改憲をしていますが、基本原理に触れる改正は、許されない仕組みになっている上での改憲です。通常の法律のように細かい箇所まで規定されているために、回数が多いのです。

回数の多い国では基本原理は堅持。 



第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

基本的人権条項が全部カット


(★第九十七条 基本的人権の尊重の条項部分がすべて消えています。 これを全部消して、本当に大丈夫なのでしょうか。
ここで、自民党は、削除の理由を、「他に『基本的人権』の記述部分はあるから」、との説明をしています。しかし、書かれた時にも一つ一つ条文には意味があるので、ここで消されているのは「現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。 」という「侵すことのできない永久の権利部分」でもある、ということに注目したいです。





現在 第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。

→第十三条 全て国民は、人として尊重される。

(★「個人」が消され、代わりに「人」という字。
かけがえのない個人としては、尊重されなくなります。


ゆるやかな全体主義・権威主義への移行。全体主義とは、全体(国家や民族)が、個人より絶対的優位を主張する政治体制の指導理念。ドイツのヒットラーはファシズム全体主義で自らを「神がかり英雄」とし、民衆の熱狂的支持を受けて、ホロコーストへの道を進みました。
第十三条の「個人削除」は、民主主義を逆行するかのような草案。




上記は全体の問題点の一部分です。今、メディアは完全に萎縮しています。
憲法記念日には、以前ならNHKでも特集が組まれる所が、憲法の問題を取り上げること自体がタブーになりました。自民党憲法草案が憲法学者から批判されているのに、報道されずに進められています。
そして、多くの人が「憲法は、自分とはカンケイないこと」
子どものいるお母さんでさえ、「私と子どもには関係ないし、知らなくても大丈夫みたい」と、無思考状態です。

今、憲法を知ろうという「憲法集会」が各都道府県で次々に開かれています。関連した本も発売されています。
当然、一般の人と憲法の専門家とは、知識や、条文の奥にある哲学などを読み取る力に格差があります。
専門家の様々な声に耳を傾け、自分の生活にどう関係していくのか、どんな風に変わると危険なのか
自分のこととして考えていきたいものです。

重大なことがニュースにならない、メディアが政治の嘘を批判もしない、こういう時代にいるのだなあと
あらためて感じています。


                               
                                森島朋子



憲法






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Date: 2015.04.28 Category: 立憲主義は政治的でせうか Comments (27) Trackbacks (0)

この記事へのコメント:

TOMOKONOMORI

Date2015.06.23 (火) 20:03:37






6月23日 沖縄慰霊の日


“ありったけの地獄集めた”沖縄戦とは 早稲田塾講師・坂東太郎の時事用語
THE PAGE 6月23日(火)6時0分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150623-00000001-wordleaf-pol




米軍の戦史に「ありったけの地獄を集めた」 と刻まれた沖縄戦は、日米合わせて20万人以上が亡くなり、沖縄県民の死者数も約12万人以上と推計されています。1945年3月末から始まり、6月23日に事実上の戦闘が終わりました。天皇陛下も皇太子時代に「記憶しなければならない日」として挙げた4つのうちの一つを「沖縄の戦いの終結の日」としています。「70年前の今日」という節目で改めて振り返ってみます。

日本で唯一の地上戦?
 沖縄戦のことをよく「日本で唯一の地上戦」と言いますが、それは現在の日本国の領土に限ってのことです。だとしても、硫黄島の戦いがあるので正しい表記とは言えません。民間人に多数の死者が出たのは作戦上のさまざまな錯誤があったからと思われます。神社や寺、琉球王国の象徴であった首里城守礼門など8つの国宝が焼失、焼損しました。

(続く)






沖縄の戦後70年全戦没者追悼式、首相の挨拶文は今回もまったく実際の自分の行動と繋がらない、意味の無い空疎な言葉の羅列だった。誰かが書いた「こうべを垂れたい」というテキストは、機械のように読み上げるが、実際の行動には全く反映しない。

午後2時のNHKニュースは沖縄の全戦没者追悼式に関連して、首相の「沖縄の負担軽減」云々という政治宣伝のコメントは丁寧に報じたが、翁長知事がそこで何を述べたかには一切触れなかった。首相は相変わらず、沖縄県民と県知事が提示する「新基地建設に反対」という論点を徹底的に無視し続けている。 (山崎雅弘氏)






「逆の意味を持つ名前をつけることで意味を失わせるやり方は悪質です」(朝日)http://bit.ly/1FvRQR1 「日本はとっくに『1984年』的な状態に突入していると思います。ディストピア社会の大きな特徴は、そこに生きる人たちが自分たちの置かれた状態を『ユートピアだと思っている』こと」「思考することを放棄しさえすれば、ディストピアはユートピアに変わってしまう」「たとえば、テレビで言われるがままに『日本は(無条件に何もかもが)素晴らしい』とか『(外国と比べて何もかもが)すごい』と胸を張る人たちがいます。彼らはユートピアに暮らしている (高橋ヨシキ氏)









TOMOKONOMORI

Date2015.06.17 (水) 18:28:02


報ステ「安保法制 憲法学者アンケート」

https://www.youtube.com/watch?v=VOs579nw5zA&feature=youtu.be



木村草太さんの解説がわかりやすいです。










安保関連法案の撤回を求める長谷部氏と小林氏の発言詳報

2015年6月16日01時38分

http://www.asahi.com/articles/ASH6H73D9H6HUTFK024.html



TOMOKONOMORI

Date2015.06.17 (水) 14:25:44

>水野さん
コメントありがとうございます。

モラルという以前に、関心がないことが大きな問題。

子どものいるお母さんなら、まず今の政策の舵取りによって、将来自分の子どもの人生を左右するかもしれな

いな、と想像するでしょう。

しかし、関心ごとが、目の前のブランド物やファッションなどしかないような意識の低い人をよく見かけます。

こんな人は親の資格なし。

騙されても、何に騙されたかもわからない人。

「憲法尊重擁護義務」を守らない政治で、誰が一番困るのかというと、

一握りの権力者以外のほとんどの国民であるということ。

こんなに多くの様々な分野の学者に批判される政権は、私の人生で初めてのことです。

違憲な法案が通ることに対して違和感、危機感がない人は、この先も時の政権の解釈で

言われるがまま従順な羊の群れの様に動いてしまう人だと思います。



水野洋一

Date2015.06.16 (火) 21:30:13

戦争をするためにPTSDになることを前提で政策をたてる
かつて聞いたことが有るが、他の国に行き物色する。慰安婦問題ではないのか。少なくとも48年の時はオイルショックはお互いに助けた気がした。給料安くとも年功序列なら
安定した。しかし能力主義、日本に一番合わない思想を持ちこんだ和を持って尊いのことばをかなぐり捨てている。
原発は今に始まったことではなく土地の買収事態おかしい
し、日本国が安保闘争の最中に基地を作っていた。71年2
月に福島原発は稼働している。個人的に10年前までは毎月短歌のために上京した。ところが送電している福島が悪者扱いまあきりがない

森島朋子

Date2015.06.13 (土) 17:04:56



水野さん、コメントありがとうございました。


私も、沖縄に行って、初めて、アメリカのジープや轟音で飛ぶ飛行機を見ました。たまげましたよ。

沖縄の人々は皆温和で、時間もゆったり流れます。しかし、沖縄戦の傷あとは、年配の方に消えずあります。

日本軍が戦中、黒砂糖を盗るためだけに、無抵抗の沖縄の人を殺したことを、先日新聞で読みました。戦争とはそういうもの。でもショックでした。

安倍首相は、集団的自衛権を、1959年の「砂川判決」を出してきて合憲としていますが、この判決は、既に報道されている通り、アメリカの圧力の元に

下された判決です。

つまり、日本国憲法よりもアメリカの権力支配下にあるということを、もう一度国民に言っているわけですよね。

すごい例を出してきたなと思います。

安倍首相の歴史認識は「侵略戦争」と向き合っていない気がしますし、おわびの言葉をやめるには、

それ相応の形で示さないといけませんよね。でも実際には私の世代は、クラスの人に聞いても、第二次世界大戦のことなどあまり学校で習っていません。

加害の歴史を教わっていないのです。

水野さんも、「風評被害」に、おつらい気持ちでおられると思います。でも、風評被害とは別に、原発から自然界に出る

放射能とその行き場のないゴミ(2015.06.12の記事参照) は答えも出ず、誰が責任を取るのでしょうか。

水野さんは「コントロールされています」と世界に発言する首相を、どのように感じておられますか。











水野洋一

Date2015.06.13 (土) 11:06:11

私が70年安保改悪闘争には1億人が反対し、沖縄の基地化を
阻止しハノイ爆撃のB52を発着させまいとしたが徒労に終わったが、6月23日に安保改悪の自動継続が決まったが、
納得いかず、船底で復帰前の沖縄にわたった。そこは米軍でサンフランシスコの街並みのようで日本語は皆無だし、
コーラさえ買えなかった。嘉手納基地にゆくのが目的だった。基地周辺に行くと米国旗が翻り戦争に敗れたことを実感し基地の一等地を将校の婦人が幸せそうに基地の衛兵と
話す姿に憤りを感じると共に虚しさを感じた。沖縄は全部が老朽化でいまのような綺麗ではなかったよくパスポートから準備していったと思う成人式後20歳と一ヶ月のこと
ベトナムに行くファントム最新鋭機をみる全しかなかった
沖縄の全軍労の人と話せた、日本人は負けた意識がないか
負けたことから逃げているとしか思えない。得意の先送りである

TOMOKONOMORI

Date2015.06.02 (火) 13:35:13



首相「念頭はホルムズ海峡だけ」
 
ホルムズ海峡の想定が、ありえない
  内藤正典氏 同志社大教授(イスラム地域研究)



「昨日の質疑で、ホルムズ海峡の沿岸国はイランとオマーンだが、両国は日本と密接な関係を有する国か?という質問に、総理は「自衛隊が機雷掃海する上で沿岸国の了解が必要だ」と答弁。ごもっとも。イランを仮想敵国としないのは結構。だがペルシャ湾岸で米国の敵はイランだけ。では誰が機雷をばら撒く?」
( 内藤正典氏 ツイッターより )

「政府はイランによる機雷敷説を想定していると考えられるが、イランもペルシャ湾から石油を積み出しており、自分の首は占めない」(6月2日 朝日新聞 『論戦の言葉ここがおかしい』より)


危機存立事態の一番始めに出されていたのが、この「ホルムズ海峡」の想定だったが、

どこの国が機雷を撒くのかも不明になってきた。こんな不明なことで、政策が転換されて良いのか。










TOMOKONOMORI

Date2015.06.01 (月) 23:07:29


安保法制の重要影響事態、安倍首相が初めて中東やインド洋を想定していると発言!安倍首相「米軍に加えて国連軍も支援対象」


http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6682.html

「6月1日に行なわれた衆院平和安全法制特別委員会で、初めて安倍首相が自衛隊派遣の範囲を定めている安保法制(安全保障関連法案)の重要影響事態について、インド洋や中東を想定していると言及しました。
野党の質問に対して安倍首相は「中東、インド洋などで武力衝突などが発生した場合にはあり得る」と述べ、中東を含めた広い範囲が対象であることを明らかにしています。 〜 続 〜 」



最初からわかっていたことですが、だんだん目標が明らかになってきました。
中東にも自衛隊派遣。しかしまだ一度も
「報復テロの危険リスク」などを国民に説明したことはなし。

安倍総理の説明 
     納得する・・・・・16%
     納得しない・・・・・71%         (ANN NEWS)

 


アジアプレス・インターナショナル  

玉本英子さんの、大変貴重な取材による、<イラク>「イスラム国」戦闘員インタビュー等
現場からの声を知ることができます。

http://www.asiapress.org/apn/archives/2000/1053/


非常に多くの子どもを含む一般人が無差別に殺され、
増悪の連鎖が続いている。
貧しい人が過激派に誘われ、一度入ると殺されるので抜けられない。

ここで思い出すのが「自衛隊を活かす会」の文章だ。

 自衛隊を使ってアメリカによる秩序構築を軍事的に助けるというやり方は、アメリカの対テロ戦争が憎悪の連鎖を生んで新たなテロを再生産するという悪循環を招いてきた失敗を、さらに大規模にくり返すだけです。日本もまた、憎悪の連鎖の当事者となり、テロの標的とされていくことになります。(中略)
テロが生まれる根源を認識し—


玉本英子さんの報告にも、テロリストが生まれる背景に迫った箇所がいくつかある。
テロ組織は、その行為自体は決して許されるものではないが、
貧しい人や、アメリカのやり方に反感を持った人々が入っていく。司令官でさえも。

米で対テロ訓練、タジキスタン元司令官がISISに加入

http://www.cnn.co.jp/world/35065235.html


よく知られているように、ソ連軍のアフガニスタン侵攻に対抗するため、ウサマ・ビンラディンらのアルカーイダ幹部に武器を提供し、様々な戦闘訓練を施したのは、アメリカのCIAだった。手駒として利用するつもりで戦闘員を育て、気付いたらその戦闘員が「アメリカの敵」になっている。その繰り返し。(山崎雅弘氏)

アメリカCIAが結果的に、テロ集団を作り出している、という構図が見える。
ここに日本が武器を持って参加していくことは、まさに「新しいテロを再生産するという悪循環」
にならないか。

地道でも、憲法を守って、20万人もの難民を支援したり、医療・学校を支援することの方が
国際貢献になり、テロリストが増える環境の改善につながる、そんな感想を持った。















TOMOKONOMORI

Date2015.06.01 (月) 21:51:29


九州電力の火砕流予測が川内原発を避けて通っていると話題に —NAVERまとめ

http://matome.naver.jp/odai/2142725834844911101



もはや原発が、海割ったモーセに。




【根拠無し】安部総理「大規模噴火でも川内原発は安全」「川内原発の安全性は確保されている」 


http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4057.html








TOMOKONOMORI

Date2015.05.31 (日) 16:19:28

>「ポツダム宣言を読んでいない」

というのは、実際に読んでいないことも、非常に問題ですが、安倍さんはポツダム宣言を、まず受け入れたくないという
歴史認識に立っておられるのかな、と思います。私はこちらの方が更に問題だと思っています。

そんな方が「レジームからの脱却」を唱えておられるのですから、既に多くの方が指摘されていますが

ちぐはぐ感が半端じゃないですね。

安倍さんの「積極的平和」という言葉も、出た時からすごい違和感がありましたが、

ジャーナリストの志葉玲さんが、意味と言葉の乖離について書いておられます。載せさせて頂きます。



安倍首相は「積極的平和」の意味を理解できていないので、戦場ジャーナリストが懇切丁寧に指導しますよ! Yahoo! JAPAN 2015年5月28日

http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20150528-00046102/


「ただただ、米国を絶対善とし、その軍事行動を支援するのではなく、非軍事的な分野で、国際紛争に歯止めをかけるための具体的な動きをとっていくことが、まがりなりにも非戦の誓いを70年間つらぬいてきた、日本にふさわしい、本当の意味での「平和への積極的な貢献」ではないでしょうか。」


という箇所にも共感しました。
私は、一緒に載せておられる、攻撃されたガザ地区の、一般の子どもらが体中から血を流し、病院で泣き叫んでいる姿を
直視できませんでした。
安倍さんがイスラエルの首相と、軍事協力しているなら、
私たちはどこに立っているのでしょうか。


メディアが、言葉について鈍感になり、政治家の言葉をそのまま注釈なしに流すため、
本質からはずれた言葉でも、頭に入ってきてしまうことになります。
「ちょっとこれは本当かな?」と疑う。
「注意深くなることが大事」 、
春樹の小説によく出て来る言葉ですね。



まがまめ

Date2015.05.31 (日) 12:54:19

安部首相が国会でポツダム宣言を読んでいないと答弁し問題になりました。
ポツダム宣言は、日本が敗戦を受諾したから重要というだけでなく、
内容が不戦を誓っているから重要なんですね。
「6.日本国民を欺いて世界制服に乗り出す過ちを犯させた勢力を永久に除去する。」と書いてあります。
「日本国民を欺いて」というのは、まさに今の安倍首相に当てはまる言葉ですね。




TOMOKONOMORI

Date2015.05.31 (日) 01:25:39

>まがまめさん

コメントありがとうございました。

コメント欄に、記事を書いておりますので、よかったらお読み下さい。
そうですね、おっしゃる通り、朝日もかなり駄目になったなあと思います。論評も形だけで
新聞というより、広報みたいになってしまっている感じです。地方紙ががんばっていますよね。
NHKもトップが安倍さん寄りの人ばかりになって、多くの海外メディアから批判されています。


私がずっこけたのは、今の(昔の自民党の人は反対している方も多い)
自民党が、憲法を理解していないことです。

例えば、民主党枝野さんなどが出した『民主党政策集インデックス2009』。
始めは、
『「憲法とは公権力の行使を制限するために主権者が定める根本規範である」というのが近代立憲主義における
憲法の定義です。
決して一時の内閣が、その目指すべき社会像や自らの重視する伝統・価値をうたったり、国民に道徳や義務を課したりするための規範ではありません—』

から始まっています。
まず立憲主義を理解してますよ、と論議に入る前に説明しています。

ところが、安倍さんは、これを逆の方向に都合良く考えて、
既に全国に逆向きの草案を公表してしまっているのですね。

もうこのへんの無理な感じは、中学生でもわかるのではないかと思うんですね。

その草案の起草委員会委員長が、
今の国会でチンプンカンプンな答弁をしている中谷元防衛省です。

民主党・緒方林太郎議員の「法改正で自衛隊員のリスクが高まらないとの根拠は何か」との質問に対し、
中谷防衛相は「今までも御嶽山の救助など難易度の高い任務をこなしてきた」から大丈夫だ、
と答えています。
戦地と山のリスクが同じわけがないのです。
「“武力行使と武器使用”の違いは国民も分からない」という質問に、本人にもわからないので
メモを棒読み、、、、。

これでは、国民が心配になって当然だと思います。
私も非常に心配しております。
大きな転換点なので、関心を持つことが大事だと思います。







まがまめ

Date2015.05.30 (土) 23:10:57

こんばんは。
全国紙(朝日新聞でさえ)が政府をおもんばかって、
あるいはその圧力に負けて、
重要なことを報道しなくなった現在、このブログで
さまざまな情報やいろんな人の意見を載せてもらって
勉強になります。
安倍首相は国民が知らない、関心のないのをいいことに
真実を言わず詭弁でごまかして、日本の将来を大きく
変えようとしています。
でも今は昔と違ってインターネットによっていろんな情報を知ることもできるし、自分の意見も述べることもできます。
このブログでも少しずつかもしれませんが、いままで
憲法や安保法案にあまり興味のなかった人たちに
今起こっていることを知るきっかけになっていると思います。



TOMOKONOMORI

Date2015.05.30 (土) 20:58:49

IWJ Independent Web Journal

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245973


2015/05/18 「自衛隊の棺が帰ってきた時、日本社会はどう受け止めるのか」――近づく戦争のリスク、自衛隊が紛争の「当事者」になる日

 元防衛官僚で内閣官房副長官補を務めた柳澤協二氏らが代表を務める「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会」(略称:自衛隊を活かす会)が2015年5月18日、衆議院第二議員会館でシンポジウムを開催し、「戦争をしてはいけないという日本の姿勢を貫き通し、その優位性で国際社会の中で支持を広めていくことを考える必要がある」との主旨の提言を発表した。


「自衛隊を活かす会」基本文書(2015年5月18日)

http://kenpou-jieitai.jp/#section-about

提言・変貌する安全保障環境における「専守防衛」と自衛隊の役割





記事目次
「大国間の経済依存性が非常に強い現在、戦争は非合理な手段」
「PKOも自衛のために発砲すれば国際人道法上『紛争の当事者』になる」
「『後方支援』など存在しない」――「自衛隊が戦時に戦闘をしないという状況を無理矢理に想定するために生まれた言葉」


2014/07/24 集団的自衛権とともに安保法体系に呑み込まれる日本〜岩上安身による『検証・法治国家崩壊』著者・吉田敏浩氏インタビュー


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/156320

「安保法体系」と「憲法法体系」、日本は2つの法体系がある国だった!


これは、
日刊ゲンダイ 2015年5月18日
《憲法学者・青井未帆氏が危惧 「安保法制で憲法が紙切れに」》
の記事で
青木未帆氏も指摘されていることと重なるが、
ここが大きく日本の将来を左右する重要な所だと思う。
立憲主義、法治国家の日本が、9条という最後の所で留めていたものを、
安保法制がその上に来てしまうことで「憲法が紙切れに」なってしまう。
元自衛隊の方の専守防衛のお話も、わかりやすく読むことができる。












TOMOKONOMORI

Date2015.05.29 (金) 21:30:23

 
 上官は 出撃しない。 上官に目をかけられている者は 指名されなかった。

 琉球新報  元特攻隊員の桑原敬一さん

http://linkis.com/blog47.fc2.com/yypsW


「私たちにとっては志願ではなく事実上の強制だった」
「勇ましい建前で陶酔することは簡単だ。だが、戦争はそんなもんじゃない」


戦争を美化したような作品もあるが、それはそうした物語にした方が一番簡単であるからだろう。
私たちは、戦争体験を受け継ぎ、歴史として知る立場にいる。もし美しい面だけを見て、都合良く受け取り
そこから何も学ばなければ、同じような過ちをくり返して人道をないがしろにする。
戦争美化には、おそらく自国の良い面を見て自らの心の拠り所にしたいという心理が働いているのではないか。
そんな心理は、体制順応をして欲しいと望む側からは都合が良いのだろう。

ドイツの『夜と霧』、『西部戦線異常なし』

映画『フルメタル・ジャケット』
http://www.kinenote.com/kubrick/index.html

など海外の戦争を扱った作品を見ると、
自国の体勢順応か否かの枠から出た戦争の実態を感じることができる。





長谷川和彦監督、キューブリックを語る

長谷川:前半部分の海兵隊訓練所のくだりも、ヒューマンなヤツが撮ると「人間がこんな酷い目に遭っちゃってる」「人間ってこんなに酷いんだ」という「現実糾弾のテイスト」 になるんだろうが、あそこまで徹底して「さあ、笑って観てやれ! これが現実だ」とぶっちゃけでやっている映画はなかなか無いだろう。人間を描く目線が、 上から目線でもなく、下からでもなく、横からでもなく、「マシンを見るように」としか言いようのない見つめ方をしてる。ある種の「透徹した客観視」だよ な。最後の北ヴェトナムの女狙撃手を殺してしまうという部分も含めて、センチ メンタルに寄せればいくらでも「ヒューマニズム映画」になるんだろうが、そうはしないんだ。

〜続く〜




TOMOKONOMORI

Date2015.05.29 (金) 19:47:52

リテラ 2015・5・27

自民党がAKB国会招致を断念した本当の理由 安倍首相と真逆の憲法思想の持ち主だったから?

http://lite-ra.com/2015/05/post-1140.html


『憲法主義』(憲法学者・南野森共著/PHP研究所)を出版したAKB48の内山奈月が登場している。内山はこの本を上梓するにあたり、憲法は人権を守り、国家権力を規制しているものだと考えるようになったという。

「南野先生は、憲法の解釈改憲についてのメリットとデメリットを私に教えてくださいました。(中略)国民一人ひとりがこの変更について、どのようなものかをきちんと考えて意見を持つことが大切なのではないかと思いました。内閣がしていることを国民が知らないということが、一番問題なのではないかと思います」


日本の総理大臣が立憲主義を理解していないことを、
アイドルが指摘するような時代になってしまった。
NHKはこの事実を放送することができない。








リテラ 

鶴瓶も「赤旗」で護憲を主張! 芸能人・文化人の間で共産党が人気な理由

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141211/Litera_698.html



 〜前略〜 
さらに、ベテラン俳優の西田敏行も13年12月22日の同紙に登場し、戦争反対、そして原発について訴えている。
「僕も世の中はなんでこう戦火が絶えることがないのか、といつも思っているし、母は僕が子どもの頃から折に触れて、『人間が絶対しちゃいけないことの一つは戦争だ』と口癖のように言っていました。8月6日は広島に原爆が落とされた日なんだよとか。戦争というものは勝者も敗者も何も得るものはないんだという彼女の言葉は強く響いてますね」
「使用済み核燃料をどこに保管するのか、国の方からは何も見えてこない。本当にお手上げ状態です。(中略)それでも原発維持の方向なのか。われわれのリーダーたちは、われわれをどこに連れて行こうとしてるんですかと問いたいです」
 他にも映画監督の宮崎駿、作家の瀬戸内寂聴、室井佑月、高村薫、俳優の須賀健太、女優の渡辺えり、歌手の加藤登紀子、漫画家のちばてつや、やくみつるなどが次々と「赤旗」紙上で戦争や集団的自衛権反対を表明している。

〜中略〜

 にもかかわらず、こんなに多くの芸能人や作家が「赤旗」に登場し、政治的な発言に踏み込むようになったのはなぜなのか。繰り返すが彼ら彼女たちのほとんどは、共産主義者でも共産党支持者でもない。
 こうした背景にはおそらく、比較的リベラルな志向をもっている芸能人や作家の中で、安倍政権の政策に対する危機感が高まっていることがあるだろう。憲法改正や集団的自衛権行使などによる戦争への道になんとか警鐘をならしたい、そして最悪の原発事故を経てもいまだこれを推進しようという安倍政権の政策に対し、反対の意志を表明したい、そういう有名人が増えているのだ。ところが、メディアの側はそれこそ「偏向」といわれるのをおそれ、著名人に政治的な意見を表明する場を与えようとはしない。そこで、彼らが「赤旗」にその場所を求めるようになったということのようだ。
〜続〜




TOMOKONOMORI

Date2015.05.29 (金) 18:23:50

http://lite.blogos.com/article/113420/?utm_content=bufferdfa3f&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

安保審議に民主党髙木国対委員長が苦言



山崎雅弘氏

戦後70年続いた国の進路を大きく転換し、自衛隊員を含む日本国民の命のリスクを増大させるような重要な政策変更を行うのに、その根拠は首相が「主観的」に判断した「解釈」しかない。首相は憲法を尊重する気がなく、自分がまるで「大統領」になったかのように「主観的解釈」だけで決定を下している。


首相批判は原則として政策内容や言動に対して行う方針だが、現首相は歴代首相に比べ、驚くほど平然と、すぐわかるような「嘘」をつくことが多いと感じる。殿様にかしずく家来のように、大手メディアがそれらの「嘘」を黙認するので、対象と内容がさらにエスカレートする。現実認識能力を狂わせている。


原発事故の汚染水はブロックされている/コントロールしているという嘘、現行憲法は外国の押し付けだという嘘、米軍の艦艇で日本人の母子が避難するという嘘、アベノミクスで国民の生活環境が良くなっているという嘘、重要な政治的判断の前提には必ずと言っていいほど、首相の「嘘」が添付されている。



金子勝氏

【そういえば1】安倍首相は国会答弁で、他国攻撃が端緒とする集団的自衛権行使でも新3要件を満たせば「専守防衛」だと言う。そういえば、大量破壊兵器を理由に「先制攻撃」を正当化したブッシュドクトリンでフやったイラク戦争も「防衛」でした。


REUTERS ロイター /集団的自衛権も専守防衛

http://jp.reuters.com/article/kyodoPoliticsNews/idJP2015052701001480


【イラク戦争の反省なし】安倍首相は「重要影響事態」の定義を「外国軍隊の活動内容やわが国に戦禍が及ぶ可能性、国民に及ぶ被害の影響の重要性などから客観的合理的に判断する」とした。誰が判断する?秘密保護法で根拠は国家機密でチェックが効かない。


2015年(平成27年)5月29日[金曜日]NHKニュースウェブ/「重要影響事態」は客観的・合理的に判断

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150528/k10010094801000.html








TOMOKONOMORI

Date2015.05.28 (木) 20:32:06

http://www.asahi.com/articles/ASH4W5PXJH4WPTIL02D.html

憲法語る大学トップの思いとは(考 民主主義はいま)

同志社 大谷実総長の祝辞


『 戦後間もないころの教育で、「これからは個人主義の時代だ」と教え込まれた。ところが次第に「個人主義」が利己主義に通じる受け止め方を世間でされるようになった。だが、「個人主義」という言葉には「全体主義」に反対するという特別な意味がある。その意味が薄らいでいるのは、憲法にとって危機的な状況とも言える。 〜続〜 』


デジタルでは要約されているが、紙面の方では、大谷総長の父上が、南方で餓死されたという体験が書かれていた。
畑仕事をしてから学校に通い、総長にまでなられたのだ。時代の転換点に、生徒に対し、はっきりとした問いかけが出来る教育者がどれほどいるだろう。祝辞で述べたことについて、様々な意見が出たと想像するが、生徒や親の顔色を伺い、言わず語らずで済ます教師より、ほんとうの先生を見た、という気がした。




朝日新聞 論壇時評 5月28日 高橋源一郎氏が紹介

アイドルグループAKB48の内山奈月・南野森『憲法主義』
は、去年出た時に読んだが、想像以上にしっかりとした内容だと感じた。
立憲主義の意味だけでも、多くの人に知ってもらいたい。




TOMOKONOMORI

Date2015.05.27 (水) 23:22:36

> http://www.higashihonganji.or.jp/news/declaration/10924/

東本願寺の声明



2015年5月21日更新

安全保障関連法案に対する宗派声明発表


 私たちの教団は、先の大戦において国家体制に追従し、戦争に積極的に協力して、多くの人々を死地に送り出した歴史をもっています。その過ちを深く慙愧する教団として、このたび国会に提出された「安全保障関連法案」に対し、強く反対の意を表明いたします。そして、この日本と世界の行く末を深く案じ、憂慮されている人々の共感を結集して、あらためて「真の平和」の実現を、日本はもとより世界の人々に呼びかけたいと思います。
 私たちは、過去の幾多の戦争で言語に絶する悲惨な体験をいたしました。それは何も日本に限るものではなく、世界中の人々に共通する悲惨な体験であります。そして誰もが、戦争の悲惨さと愚かさを学んでいるはずであります。けれども戦後70年間、この世界から国々の対立や戦火は消えることはありません。

〜続く〜




『先の大戦において国家体制に追従し、戦争に積極的に協力して、多くの人々を死地に送り出した歴史をもっています。』
これは、仏教だけでなく、キリスト教もそうであるし、
又当時の日本のほとんどの新聞社も該当する。多くの新聞が、積極的に戦争を煽った。

絵画の世界でも国家体制に付き従い、多くの画家が戦争讃歌の作品を世に送り出したという苦い歴史がある。
戦争に協力できない自由な絵を描こうとしたひとは、当時世間から隠れて描いた。
又、表向きには戦争画を描き、隠れて自身の絵を描くという分裂が起こったりした。
日本が勝利をおさめた絵や、将軍、兵隊の絵、これらを積極的に描かねば、絵の具などの画材が配給されなかったりした。
展覧会場は、戦争画一色で統一することが当然とされた。

藤田嗣治、松本俊介、などの画集を開くと、そうした時代に翻弄された人生と作品に出会うことができる。








TOMOKONOMORI

Date2015.05.25 (月) 20:48:22


5月24日 NHKスペシャル『 自衛隊の活動はどこまで拡大するか 』
防衛大臣と森本敏、柳澤協二、木村草太が討論 。



>機雷掃海以外の武力行使をするのかとの質問(木村准教授)に対し、中谷大臣、一般には海外派兵は禁止されているが、新3要件に該当すれば、他国の領土内で、機雷掃海以外の武力行使(基地を攻撃したり)もすることになる。

これを憲法改正せずにやるのは、明確な憲法違反。個別的自衛権以外は憲法違反です。


>『自衛隊の活動はどこまで拡大するか』「活動が憲法違反でなかったかどうかの事後的検証はされるのか」と木村草太氏が非常に重要な指摘。中谷大臣、その質問にはまったく答えることが出来ず。


木村草太氏が以前からこの個所に、的確な疑問を投げかけておられますが、
特に、事後的検証が明記もされていないので、
このままでは原発の時と同じ、責任がどこにあるのか、誰がどんな風に取るのか、
まったく不明のまま法案だけ通ることになり、大変危険です。








TOMOKONOMORI

Date2015.05.25 (月) 19:49:03


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015052402000141.html

東京新聞 2015年5月24日 朝刊

「歴史が証明」根拠なし 首相、戦争巻き込まれ論否定 


安倍首相は戦争に巻き込まれない根拠として、新たな武力行使の三要件を挙げ「外国の領土に上陸し、戦闘行為を目的に武力行使はしない」などと強調する。しかし、菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十二日の記者会見で、新三要件を満たせば外国領土での武力行動は「憲法上の理論としては許されないわけではない」と認めた。
 日本が他国を武力攻撃すれば反撃される可能性は高まるし、自衛隊が米軍に弾薬を提供することで、報復される可能性は否定できない。
◆リスク当然高まる
 元内閣法制局長官・阪田雅裕弁護士の話 日米安保改定時は米軍が日本に駐留することで、日本が攻撃を受けるリスクが高まるという懸念だった。今回は積極的に自衛隊が海外に出ていって、米軍を支援しようという話。集団的自衛権は自分が攻撃国になることを意味する。日本が報復を受けるリスクがあり、同じような次元の話ではない。巻き込まれ論というが受け身のリスクではなく、自らより踏み込んでリスクを背負いにいこうということだから、リスクは当然高まる。




《安倍首相 後方支援=「安全、リスク少ない」 の嘘》


山崎雅弘氏

2001年10月から2008年11月までの7年間に、アフガニスタンで死亡した米軍および多国籍軍の兵士は699人にのぼったが、その約四割に当たる290人が、敵との銃撃戦ではなく、IEDによる死亡者だった。言い換えれば、死者の四割(半数弱)以上は、前線での交戦でなく後方で死んでいる。


2010年2月に米国防総省が発表した調査結果によると、アフガニスタンとイラクで2001年10月から2009年10月までの8年間に「対テロ戦争」に従軍した米兵約200万人の約7%に当たる約14万人が「外傷性脳損傷(TBI)」と診断された。同省は最終的に患者数は30万人に上ると推計。





TOMOKONOMORI

Date2015.05.25 (月) 15:27:39

>http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159824


日刊ゲンダイ 2015年5月18日

 《憲法学者・青井未帆氏が危惧 「安保法制で憲法が紙切れに」》



■手続きの順序がメチャクチャ

――憲法があって、日米安保条約があって、その下にガイドラインがあるはずなのに、順序が逆じゃないですか。
 本当ですね。順序がメチャクチャ。ガイドラインでは、集団的自衛権についても、国会で本格的に議論することなく、当たり前のように「行使する」となっています。単なる指針で法的な意味すら持たないガイドラインが、実質的には最高文書みたいになってしまっています。そして政府は「国際条約でも国際約束でもなく、指針にすぎない」と説明し、閣議了承で済ます。この説明の仕方も姑息です。

――そういう政府のやり方は許しがたい。

 やっぱり権力って、やろうと思えば何でもできてしまう。だからこそ、きちんとした手続きを取らなければなりません。手続きすら踏まない、というのは、権力を行使する方法として、中身の問題とは別に批判されるべきだと思います。

――新たな安保法案について、国会で福島瑞穂議員が「戦争法案」だと指摘したところ、自民党が議事録から削除しようとしました。しかし、青井先生がおっしゃったように、米国のケリー国務長官は、新ガイドラインについて「歴史的な転換点」という言葉を使ったほどで、新たな日米安保体制で、米軍と自衛隊はより一体となって活動する。どうも、日本国内で政府与党が国民に説明していることと、本当の実態が乖離しているように思うのですが。

 安保関連法について、戦争が目的なのかというと、ちょっと違うかもしれないですね。政府は自衛隊を外交の道具として使いたいのかな、と思います。軍事力を背景にしないと外交ができないと思い込んでいる人たちが、今、日本を動かしている節がありますからね。そういう人たちが戦争をしたいのか、というと必ずしもそうではないけれども、後ろ盾として軍事力が欲しい。ただ、そうなるとどうなるかというと、米国はご承知の通り、武力の行使に全く躊躇しない国です。米国としても予算逼迫の折、日本がやってくれるんだったら大変ありがたいと思うのは当然。(米国が日本に求めている)機雷掃海だって危ないですからね。人の命がなくなることを前提として、それでも道具として提供しましょう、と日本側が言っていることになります。実質的には福島先生がおっしゃるように、米国と一緒になって戦争するということだとは思いますが、言い方が難しいですね。それが目的というより、もっと質が悪いというか、経済も含めて、根深いところで、自衛隊の変質というものが図られているような気がします。




詳しい記事は、日刊ゲンダイでお読み下さい。

「政府は自衛隊を外交の道具として使いたいのかな、と思います。軍事力を背景にしないと外交ができないと思い込んでいる人たちが、今、日本を動かしている節があります」
「単なる指針で法的な意味すら持たないガイドラインが、実質的には最高文書みたいになってしまっています。」

という箇所に危機感を感じた。

森島朋子

Date2015.05.20 (水) 22:44:42


沖縄タイムス 木村草太首都大准教授  の記事がわかりやすく、要点を抜粋したいと思います。



 本来、憲法改正は国民の間で今の憲法のこの条項を変えたい、という気持ちや理念が広く共有されて出来上がっていくものです。今の状況で(国民に)そういう気持ちがあるのかというと、到底ないと思います。

 もし安倍首相が日本国憲法に正統性がないと感じるのなら選挙には出るべきではないし、首相を任命する天皇陛下に対し、(今の)天皇には正統性はないと言わなければいけません。でも、そこまでの覚悟は感じられないし、そうした主張はまったくしていません。



 9条改正論の主張には二つの流れがあります。一つは日本の安全のために改正が必要だという議論です。もう一つは世界平和に貢献するために必要だというものです。この二つを混同することは間違っています。

 まず、日本のためにという点です。日本の防衛という点では9条は何も拘束していません。自衛隊や日米安保も9条の下でそれと矛盾なく存在できるわけですから、それを改正する必要性はありません。

 もう一つは、(今の憲法では)外国に軍隊を送れないということですから、国際紛争があった時に武力行使をして、(同盟国から)あいつをやっつけてくれという声には応えることができないというのが今の憲法の制約です。

 ただ、冷静に考える必要があります。日本は大国ではありますが、世界中の平和をぜんぶ責任を引き受ける資源や実力は持っていないわけです。ですから、どんなに外国で困っている人がいて、あいつをやっつけてくれという声があっても、その全てに応えることはできないわけです。

 その状況でどうするかということです。場当たり的に選択的に紛争に介入していくという方法と、全てにおいて介入しないという方法があります。すべてに介入しない方法の方が日本独自の国際貢献というものができるはずで、9条を前提とした国際貢献の可能性をもっと考えるべきだと思います。

 仮に9条を改正して海外で武力行使ができるようにするには自衛隊装備の大幅な増強が必要になります。そのためには年間数兆円の予算が必要になってきます。数兆円かけてイージス艦をもう1隻増やすのか、あるいはそのお金で難民支援するのか。どっちが国際貢献になるのかを考えてみれば、答えは一目瞭然です。



TOMOKONOMORI

Date2015.05.14 (木) 15:35:15

>まがまめさん コメントありがとうございました。

緑美しい季節になりました。

自民党の漫画を拝見し、色々な箇所で絶句しました。

当時、なぜアメリカが作り直したか、まずそこに至る反省はなく、それ以前とどう変わったか

という比較は書かれていません。今、ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』 の“当時の反応”を

読んでいます。

一部の軍部以外の、ほとんどの日本人は、GHQの戦争放棄、民主主義、基本的人権の尊重、男女平等、天皇の神から人へ、

などの憲法を、もの凄く喜んでいます。マッカーサーの所には、3000、4000通のお礼の手紙、

全国各地から、様々な贈り物が届けられました。

一方、自民党漫画には、「敗戦した日本にGHQが与えた憲法のままでは いつまで経っても日本は敗戦国なんじゃ」

という台詞があります。この劣等感(?)はまったく理解できなくはないですが、

日本人が作っても、敗戦国は敗戦国であり、変わる事はありません。 こうした

「敗戦を受け入れたくない」軍の上層部が、終戦のチャンスを、わけのわからぬ意地と引き換えに、まったくドブに捨てたお陰で、

沖縄やヒロシマなど取り返しのつかない地獄を見ることになりました。 戦後、「兵隊さんのお陰です」
という言葉が流行しました。兵隊さんのお陰で焼け野原になり、食糧難に喘ぐことになった

自分たちを嘲笑する、風刺言葉です。



戦争で何千万という犠牲をはらって、民主主義が得られた、その価値や、 アメリカにもなかっ

た「男女平等」を初めて書いた、日本に住んでいたベテア・ゴートンさんのこと、

GHQ以前の国家体制への反省、憲法草案の批判に対する反論は書かれず、

薄っぺらい内容だと思いました。改憲、護憲を真剣に考えているひとを、バカにし過ぎだと思います。


『戦後70年これまで・これから:第5回 憲法はどう作られ 変えられようとしているか』(毎日新聞デジタル)

で、自衛隊の訓練写真を見て、吐き気がうっとしました。人間そっくりの人形の足がちぎれ、

止血。安倍政権になって、標的が人間になりました。

いい兵士とは、戦場で動くものなら反射的に撃てる兵士です。犬でも一般市民でも動いたら確認せずにすぐ撃つ。


キューブリック監督「フルメタルジャケット」が、今日本で起ころうとしている。信じられません。


現場を実際に見てこられた、広河隆一さんのお話を下に貼ります。全文が読みたい方は、『DAYS JAPAN』を検索して下さい。





DAYS JAPAN8月号TOPICS『殺されるのは市民だ-戦場で、日本が加害者になる日-』


(前文、引用者が略)

 その後、私はベイルートに向かった。その日大統領が爆殺され、その次の日にはイスラエル軍のベイルート侵攻が開始された。その数日後、私は難民キャンプで何十もの死体にシャッターを切ることになる。処刑された人々は戦争の犠牲者と言えるのか?と、私はからからに乾いた唇をなめながら自問した。
 戦場カメラマンとかウォー・フォトグラファーという言葉に嫌悪感を感じるようになったのはこのころからだった。
 現代の戦争は、圧倒的な力を誇る攻撃する側と、市民の犠牲者に分けられる。そして戦場は私にとって、腐る体であり、焼けただれる匂いであり、体がぐちゃぐちゃに砕ける姿であり、切断された顔、壁に付着する子どもの髪の毛だった。兵士の死体はめったに出会わない。戦争と呼ばれるものの犠牲者ほとんど市民だった。
 だから私は自衛隊に死者が出るからと言う理由で、集団的自衛権に反対するのではない。臆病な兵士は優秀な兵士である。動くものを見ると、確かめもしないですぐに引き金を引く兵士である。それ自衛隊が10人死ぬ現場では、自衛隊によって100人が殺されるだろう。そのうちの5人は敵の兵士であり、5人は友軍に殺される兵士であり、90人は市民なのだ。集団的自衛権は、確実に日本を殺戮者の国にする。その戦争は、メディアには絶対に流れない、惨憺たる死体が散乱する現場なのだ。







まがまめ

Date2015.05.10 (日) 00:49:55

こんにちは。
自民党が改憲の必要性を訴える漫画の小冊子では、
今の憲法は外国人がつくったから良くない、
日本人自身が作らないといけないと言っているとのこと。
時の政府が作成した憲法案は天皇主権で、日本帝国憲法の焼き直しに近いものでした。
しがらみのない人たちが作成したからこそ、九条を初めとする先進的な憲法ができたのです。
自民党の小冊子のような感情論に誤魔化されることなく、
森島さんが書かれているように、国民にとって、
自民党案がどのように現在の憲法を改悪しようとしているかをしっかり理解しないといけないと思います。

森島朋子

Date2015.04.30 (木) 12:46:09

>れんこちゃんさん

コメントと俳句、戦後の体験のお話をありがとうございました。 母にも話してみたところ、

「本当に何も、食べ物も、物もなかったのよ」と申しておりました。


私は憲法について素人です。3年前から絵を描く合間に少しずつ勉強しています。

そして2つのことを考えています。

一つは、安倍さんは、「美しい国を取り戻す」など、非常に情緒的な訴え方をくり返しておられます。

しかし、冷静に聞いてみると、なぜ集団的自衛権が国民の命を救うのか、個別的自衛権でも説明できるインチキなパネルで事の本質を隠していますが、

結局、アメリカの戦争で日本の人、死んで来てくれという、身も蓋もない言い方ですが、

そういうことだろうと思います。

「戦後レジームからの脱却」という言葉も、これを仮にほんとうに実現するには、

改憲して軍備を増やして、独立の外交政策をとる、ということをしなければならない。

しかし、実際安倍さんがやっておられるのは、
「憲法を変えて同時に従属的な態度をとる」ということでして、

これは実はぜんぜん「レジームからの脱却」になっていない、むしろ「レジームの推進」

とも見て取れる。ぜんぜん抜け出せていない。反対にアメリカの戦略に取り込まれて、国民を巻き添えにし、更に憲法で後戻りできない仕組みを作ろうとしているわけです。

この解り易い言葉に騙されているのなら、ここで「読解力」を身に付けるということが、試されていると思います。

ですので、一つ目はこれを、合理的に説明すること。これで多くの方は、問題点に気が付くのではと思います。 又、改憲したい人であっても、どこをどう改憲すれば過去の惨事をくり返さずにすむのか、決定的な保障はどこにあるのか
議論のきっかけになると思います。 (今のところ、安倍さんは、なぜ戦争に巻き込まれないのか、「巻き込まれません」とただ言っているだけで、
その保障となる根拠は提示されていません。安倍さん自身にも根拠がないから明確な説明できない。ここが非常に危ない所だなと思います。)


それと二つ目に、れんこちゃんさんもそうですが、私たちは細々とでも一応、表現活動をしている人間です。
絵画や詩や俳句など、表現で伝える、ということはとても大切なことです。

無関心な人が多いというのは、ある意味その文化水準もそれに見合う文化しかない、ということです。
自分でも、この辺を反省したいと思います。 ですので、自らの表現活動を、がんばっていきましょう。

私の好きな歌集から

田中栄『冬の道』より

・戦いの跡の前に塩盛りて座る媼(うば)あり寂(しず)かなる顔

・将軍も兵もこの壕に自決して壁にのこれり「神州不滅」

・戦死せる誰が水筒か薄明にふれば音する飲みのこす水

・米兵より守ると肉親を殺したる備中鍬あり 雲立ちやまず

・この街の広場に膝抱く米兵と座りておれば秋の風ふく

・夜半覚めて盗汗を拭う赤紙におびえ目覚めしつづきの如く

                 

                  長くなりましたが、読んでくださったらば、ありがとうございました。

れこちゃん

Date2015.04.29 (水) 07:28:40

憲法に関する御文を拝見しました。

昨日のことですが、タブレットで、外国人記者の書いた安倍政権に関する記事を偶然読みました。

それによると、安倍政権は政策に関して外国にほとんど秘密主義をとっているというのです。驚くべきことに
国民に対してもほとんど秘密裏にことを運んでいると指摘していました。

無関心な国民が多すぎます。また静かに静かに戦争モードになっていくのですね。

自衛隊に関しても、死者が出てから始めて目が覚める愚かな国民だと思います。

世の中は天下泰平のように見えますが決してそうでは
ないのがわからないのでしょうね。

戦後、浮浪児や売春婦があふれ米兵の腕にぶら下がって歩く女性をいつも見て育ちました。

私自身は卵一個を食べてみたいとか、お饅十を死ぬほど食べたいとかそんなことばかり考えていた子供時代でした。(みな飢えていました。)

日本のこの現況には恐ろしくて嘆かわしくて言葉もありません。

以前書いたかもしれませんが
   <九条を長生きさせる難しさ>に慄然とします。
  (三十年前に作ったものです。)

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