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フキノトウ


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十万人死亡「東京大空襲」の翌朝、政府が何と言ったかご存知ですか(大前 治)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54614

これが大日本帝国の狂った基本的思想。
「国を守る」と言いながら、実際には国民を守らず、ひたすら国民を飢えさせ、天皇を頂点とした国家体制を維持するために、国民に犠牲を強いる。
空襲のため戦災孤児となった幼い命は、戦中も戦後も救済などはなく、放置される。
人間魚雷、若者に爆弾を抱かせて戦車に飛び込ませるなど、他にも無茶苦茶な戦法が数多く用いられた。
一般国民は、思想教育の末、「隣組」同士で常に監視し合い、政府に対する批判者を密告、投獄。
非国民と呼ばれたくないばかりに、いつからともなく批判などとうてい許されない時代となっていた。
金子兜太さんの学校の先輩は、批判して拷問を受け、両手の爪をすべてはがされた。
私の祖母は、本土決戦に備えて竹槍を手に、人間をつき殺すという練習をしていた。当時の国民学校では、これが普通の風景であった。
当時の政府は原爆投下後もまだ一億玉砕を唱えていたのである。

「教育勅語」、「八紘一宇」、すべて軍国主義の洗脳教育で実際に使われたスローガンである。
今、日本がやっている戦争は、侵略戦争ではない、「聖戦」だ、教師は学業そっちのけで、戦死者が出ると、「◯◯君は立派にお国のため死んだ。君たちも見習って後に続け」
そんな教育で子どもたちを戦場へ送り続けた。
日本軍は国民を守らない。
沖縄では、“軍に反抗すればこうなる”という見せしめのために、又何の根拠もないスパイ容疑(沖縄の方言を話しただけで)軍人は国民を子どもも含めて平気で殺し、先きの見えている無意味な作戦のために、生活できない孤島へ人びとを追いやり、見殺しにしたのである。
イメージの湧かない方は、今の北朝鮮を見てみよう。

そして安部首相夫人は、「教育勅語」推奨の教育に感動して「素晴らしい教育です!」などと言って、涙を流しているのである。
敗戦に至るまでの、歴史に対する(アジアを戦火に引きずり込んだ)悔恨はまるで感じられず、実際にこの教育を受けて家族が死んだひと、国家による暴力で心身に深く傷を負った国内外の膨大な人びとに対する配慮はまったく感じられないどころか、その傷口に塩を塗る行為であり、断じて許せない。
戦没者に対する慰霊と、教育勅語推奨は、「敗戦」というコンマ以降は両立し得ない。
ドイツが、戦後ナチスの歴史と向き合い、戦後国家が各地の展示施設を支援している一方、
日本国内では、加害展示の取りやめなどの、成熟した民主主義の潮流から逆行することが行われている。

真実を忘却するよう、公然と歴史教科書を書き換えて、内向き史観を工作し、日本が世界から遅れて行くのである。
遅れを感じる一つは、国内での反応の鈍さである。
海外の新聞は、戦前の国粋主義の思想を、安部夫妻が賞賛していることについて、写真付きで報道をしている。
私は、海外の機内で配られている英字新聞、台湾のホテルが選んでいる主要新聞で、数回読んだ。いずれもトップ扱いであった。特によく見られているな、と感じるのは、国粋しながらも同時に、「かつてないほどアメリカ合衆国のみへ追従していく外交姿勢」への記述が多いことである。独立の低いまま憲法を改正して自衛隊を書けば、平和憲法は死文化し、アメリカ合衆国の第二部隊となって、無制限の戦争参加への道が開ける。
シビリアンコントロールも働いていないことがわかり、戦地で何が行われているのか、メディアにすっぱ抜く力はなく、
国民の知る権利は奪われたまま、アメリカ軍に追従していくのである。

世界規模で人びとが交流できる世の中にあって、いま一人ひとりが「おかしい」と声をあげなければ、戦争の過ちから、何も学ばなかったことになってしまうだろう。








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Date: 2018.03.23 Category: 立憲主義は政治的でせうか Comments (0) Trackbacks (0)

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