Sidemen 15 夜のテーブル
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dinner/
山の夜、落ち着いた年配のツーリストが多い。
食事中の幸一氏に会い、(またビールを飲んでおられる)私の出会った牛の話、幸一氏のゾウやその他の動物の話。
私は野菜や果物を購う時、半分無意識に裏のラベルを見て、産地を確認している。単に近所の農家さんを応援したい気持ちと、輸入でかかる石油・二酸化炭素のこと、何週間も前の果物が腐らないままである不自然さなどが相まって、なるべく国産品を選ぶようにしている。しかし、日本の農薬使用量は海外に比べてとても多い。
幸一氏、「日本の農業も高齢化が進んでいるよね。人手が足りないと、今まで年に数回に分けて弱い農薬を散布して収穫していたところを、一二回で効かせようと、より強い薬を使う事になってしまうんだよ。」
ネオニコチノイド系農薬など、レイチェル・カーソンが昔から警告している薬が、我々のスーパーの棚には普通に並んでいる。お手軽さを全面にしたキャッチフレーズで、中の毒性について知らないままに使っている。
帰国後確認したところ、わが家では「野菜の虫と病気に」「アリの巣消滅中」のボトル、猫のノミ捕り「フロントライン」など見慣れたものが該当していた。
農薬、遺伝子組み換え食品、放射能汚染物質、
家で使っていなくても、買ったものに混入している。今はそういう時代だ。
candle/
山道をうろうろしている犬たち。
赤いリボンと花/
dinner/
山の夜、落ち着いた年配のツーリストが多い。
食事中の幸一氏に会い、(またビールを飲んでおられる)私の出会った牛の話、幸一氏のゾウやその他の動物の話。
私は野菜や果物を購う時、半分無意識に裏のラベルを見て、産地を確認している。単に近所の農家さんを応援したい気持ちと、輸入でかかる石油・二酸化炭素のこと、何週間も前の果物が腐らないままである不自然さなどが相まって、なるべく国産品を選ぶようにしている。しかし、日本の農薬使用量は海外に比べてとても多い。
幸一氏、「日本の農業も高齢化が進んでいるよね。人手が足りないと、今まで年に数回に分けて弱い農薬を散布して収穫していたところを、一二回で効かせようと、より強い薬を使う事になってしまうんだよ。」
ネオニコチノイド系農薬など、レイチェル・カーソンが昔から警告している薬が、我々のスーパーの棚には普通に並んでいる。お手軽さを全面にしたキャッチフレーズで、中の毒性について知らないままに使っている。
帰国後確認したところ、わが家では「野菜の虫と病気に」「アリの巣消滅中」のボトル、猫のノミ捕り「フロントライン」など見慣れたものが該当していた。
農薬、遺伝子組み換え食品、放射能汚染物質、
家で使っていなくても、買ったものに混入している。今はそういう時代だ。
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山道をうろうろしている犬たち。
赤いリボンと花/
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