蕪 


蕪 2/1
52・5×75センチ/









Date: 2018.02.07 Category: Watercolor 3 Comments (0) Trackbacks (0)

Ortigia  30   夜の部屋


オル 6/19 ソファ



前菜しか食べず、機嫌悪くホテルへと帰り着くと、あまつさえ頼んでおいた部屋の掃除はされず、散らかったままで、
昼の熱射を遮るため閉め切っていた部屋は、むっと澱んでいた。





オル 6/19 ティーバック



オル 6/19 チョコレート2





オル 6/21 バリティー



一階のサロンからもらって来たお茶を淹れる。
ポットはないので、お皿で蓋をして蒸らす。
フランス製ダマンのハーブティー、TISANE BALI は薔薇の花びらが広がり、仄かに甘い。

イタリアでなじみのあるハーブティーには、カモミッラ(カモミール)、サラダなどに使われるヴェレリアーナ(和名:ラプンツェル)、ヴェルベーナなどがある。


ハーブは、メソポタミア、エジプトなど古代から自然薬として利用されてきた。近年の研究では、霊長類も薬草を利用していたことが報告されている。薬草との付き合いは、人類になる以前のお猿時代から始まっていた。
即効性はあまりないかもしれないが、香りでリラックスしたり、身体の全体的な調整機能の回復をバランスを保ちながら促す作用がある。ヒトは、植物を衣食住あらゆる生活の中に取り入れてきた。
七百年も前、白いヴェールを纏ったフィレンツェの修道士たちは、庭に薬草としてハーブを育てていた。精神的な救いの他にも、肉体的な疾病から人びとを救うため、民間療法的な役割を担っていたのだ。
ルネサンス時代には、メディチ家の荘園で、薬草の研究が行われていた。イタリア料理に幅広く使われるミント(茄子と和えたり)、セージ、パンの上のフェンネル、マジョラム(ソーセージなどの肉の香りづけ)、ローズマリー、他それぞれに、医食同源の効果がある。

カモミールは、(大地のリンゴ)を意味するギリシャ語に由来し、消化促進、鎮静作用、発汗の作用としては入浴時の芳香成分として愛用されている。
熱湯を注いだ瞬間、猫のオシッコ臭を思い出してしまうのは私だけかもしれないが、黄色いカモミールの花がコップに浮かぶと、小さく円い影が幾つもコップの底に、揺れた。









オル 6/20 お茶


ルイボス( ROOIBOS) は、世界で南アフリカのシェダーバーグ山脈高原にのみ自生するハーブである。ルイボスの名前はレッドブッシュ(赤い薮)から来ており、独特の香りで奥深い味わいがする。レンガ色の細かい葉っぱは、厳しい環境で育ち、先住民族に古くから摘まれていた。
石壁と白く剥げたテーブルが朧に照らされ、静謐な夜に膝を抱える。日本は遥かに遠く、すぐそこにアフリカ大陸があることの不思議さを、思った。





オル 6/19 カモミール











Date: 2018.02.05 Category: SICILY  ORTIGIA マルコと唄う「Darling」 Comments (0) Trackbacks (0)

八朔(制作中)


蜜柑 (途中2/2)



八朔を描いてみたいと思います。









Date: 2018.02.03 Category: Watercolor 3 Comments (0) Trackbacks (0)

夜の卓


エプロン
Clester/






苺 1/29
苺/Waterford/F4











Date: 2018.02.02 Category: 木星の端に座って Diary    Comments (0) Trackbacks (0)

菜の花 


菜の花 1/31
Waterford/SM









月1






月2




月4





月5






月 4





月 8




月9





月 消えそう






消えた月





お月さん
あなたは少しずつ欠けてゆく
いつも見ているわけじゃないけれど

黒い靄が円く覆い
だんだん闇へ溶けてゆく

お月さん
いつも見ているわけじゃないけれど
あなたが居るはずの空に居ないと
この世はひどく殺風景だ

ああ まるで
母が死んだあとのように















Date: 2018.01.31 Category: Watercolor 3 Comments (0) Trackbacks (0)

Ortigia 29    哀しみアコーディオン


オル 6/20 夜の路



空が群青に変わって、街の石壁にオレンジのライトが灯るころ、
昼とは別の街が現れる。

再び一張羅に着替え、予約をしたリストランテへ。







オル 6/20 ドゥオモ
夕暮れドゥオモ/



アテナ神殿。









オル 6/20 夜のギャルソン
ギャルソン/



こぢんまりとした古い建物の中は、天井も丸く洞窟のよう。




オル 6/20 鰯のマリネ
鰯のマリネ/


前菜が六種類も出る。
赤パプリカとトマトを煮込んだ、ペペロナータの海老添え、
サルデ・ア・ベッカフィーコ(鰯のマリネ)、野菜はルーコラ






オル 6/20 夜のテーブル二人







オル 6/20 ディナー前菜






オル 6/20 夜の支給



事件はプリモ(一皿目)のパスタをつついている時に起こった。
店の表からアコーディオンの音が聴こえ、十歳ほどの少年が、やおら弾きながらテーブル席にやってきた。
私は店のサービスと思い、少年に微笑みかける。
すると、少年は私のテーブルでぴったりと止まり、じっと顔を凝視する。
店とは関係のない、お鳥目集めである。

コインは全部部屋に置いてきて、筆箱にはお札しかない。
ペペオはカードしかない。

少年はくれるまでは微動だにしないといった風で、こちらは料理どころではなくなってきた。
テーブルの間隔は狭く、私の固い空気が他の席にも伝わる。
「ごめん、持ってないのよ」
と言っても全然動かない。蛇腹で一小節弾いては、止まってみせる。
その沈黙数分が20分くらいに感じられる。

向こう席の見かねた男性が手を伸ばし、少年に渡した。
次の席の男は、犬を追い払うような仕草をした。


今思えばそれだけのことが、恥ずかしさで一杯になり、子どもの家族はいるのだろうかとかいうことを想像し、次にきちんとした店であるのに子どもを入れた店に怒りが変わり、喉元まで一杯に膨らんだ。リゾットには殆ど手を付けずに店を出た。





オル 6/20 夜 ルーム貝








Date: 2018.01.30 Category: SICILY  ORTIGIA マルコと唄う「Darling」 Comments (0) Trackbacks (0)

水彩画  苺(制作中)



苺 (途中1/28)



苺を描いてみたいと思います。







Date: 2018.01.28 Category: Watercolor 3 Comments (0) Trackbacks (0)

ブナシメジ

.Hypsizygus marmoreus
しめじ 1/26
Waterford/SM










Date: 2018.01.26 Category: 俺の万年床 Comments (0) Trackbacks (0)
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森島朋子 
Tomoko Morishima
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